古紙をリサイクルしたその先

知って驚く古紙リサイクルの可能性

紙ではないものに変身

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建材や農業にも

古紙のリサイクルは紙の他にも、再生される形があります。

例えば建築材料として、セルロースファイバーと呼ばれる物があります。
古紙にホウ酸などを添加して出来る物だそうです。
主に寒冷地帯の住宅の、壁や天井に断熱材として使われます。
断熱以外にも、遮音、防音にも優れているそうです。

一方、農業用のマルチシートとして活用される場合もあります。
畑で植えていない、土の部分に敷きつめて、雑草の対策に使ったりします。
このシートは別名「濃ビ」などとも呼ばれ、見た目からは、古紙のリサイクルとは想像しにくい物のようです。
例えば園芸雑誌が農業シートにリサイクルされ、そこに実際の花が咲いたり実がなったりしたら、ちょっと面白いですね。

さらなる可能性

農業用マルチシートに形状が似ているかもしれませんが、古紙リサイクルの、覆土代替材という物もあります。
埋め立て式のごみ処分施設などで、ごみの上から覆うシートです。
古紙と接着剤を混合させて作ります。
このシートによって、ごみの飛散防止になり、さらに臭いや虫の発生も抑えてくれます。

また再生紙にちょっと近い展開ですが、パルプモールドと言って、卵のトレーなどに使われます。

ちょっと変わり種では、古紙を再生紙ボードにしてから炭化させた、活性炭もあるそうです。
紙の材料はパルプ、つまり木材なので、原理的には分からなくもないのですが、一旦紙だったものが燃えて無くならずに活性炭になるというのは、何だか不思議な気もします。